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# テナント ACL に Deny All ルールを設定する

トラフィックを厳密に拒否する必要がある場合は、Deny All ルールを実装できます。Deny All 設定では、使用される識別子に関係なく、テナント宛のすべての受信トラフィックをリダイレクトし、ワイルドカードによる拒否として機能します。

<h2 id="configuration-details">
  設定の詳細
</h2>

Deny All の実装で鍵となるのが `match_all` 属性です。この属性を `true` に設定すると、ルールは IP や位置情報といった特定のシグナルによるマッチングを行わず、指定したスコープを対象とするすべてのリクエストにアクションを適用します。

<h2 id="example-configuration">
  設定例
</h2>

次の設定は、`match_all` 属性の使用例を示しています。

```json theme={null}
{
 "active": true,
 "description": "Block all traffic",
 "priority": 99,
 "rule": {
  "action": {
    "block": "true"
  },
  "scope": "tenant",
  "match_all": true
 }
}
```

| **パラメータ**   | **説明**                                                                              |
| ----------- | ----------------------------------------------------------------------------------- |
| `match_all` | 必須。`true` に設定してください。Deny All ルールでは `false` の設定はサポートされていません。                         |
| `priority`  | 大きい優先度番号 (例: `99`) を割り当てると、Deny All ルールが最後の評価ステップとして機能し、優先度番号のより小さい個別のルールが先に評価されます。 |
| `scope`     | `tenant` スコープに適用し、すべての受信トラフィックに対して包括的な保護を適用します。                                     |

<h2 id="tenant-acl-logs">
  テナント ACL ログ
</h2>

他のテナント ACL ルールと同様に、このルールにも標準のログ記録が適用されます。イベントログの詳細については、[テナントログイベントリファレンス](/docs/ja-jp/secure/tenant-access-control-list/tenant-log-event-reference)を参照してください。
